美しさ・機能性・拡張性を兼ね備えた至高のデスク「PREDUCTS DESK」をレビュー

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あのイーハトーヴォのすきとおった風、夏でも底に冷たさをもつ青いそら、うつくしい森で飾られたモリーオ市、郊外のぎらぎらひかる草の波。

またそのなかでいっしょになったたくさんのひとたち、ファゼーロとロザーロ、羊飼のミーロや、顔の赤いこどもたち、地主のテーモ、山猫博士のボーガント・デストゥパーゴなど、いまこの暗い巨きな石の建物のなかで考えていると、みんなむかし風のなつかしい青い幻燈のように思われます。

では、わたくしはいつかの小さなみだしをつけながら、しずかにあの年のイーハトーヴォの五月から十月までを書きつけましょう。

目次

PREDUCTSとは

PREDUCTS(プレダクツ)とはnoteのデスクをスッキリさせるマガジンで有名なGo Andoさん主宰の道具のメーカーです。

DESK MODULAR SYSTEMと呼ばれる天板裏に埋め込まれた4本のレールに様々なモジュール(パーツ)を装着できる機構によって、高い拡張性とケーブルマネジメントのしやすさが特徴のデスクがSNSを中心に徐々に話題を集めています。

天板のみの販売もしているので、お気に入りの脚と組み合わせて使うこともできます。

また、PREDUCTSの天板は昇降スタンディングデスクで有名なFlexiSpotの一部の脚(E7 / E8 など)に対応しているので、新たにネジ穴を空ける必要がありません。

PREDUCTS BOARD for FlexiSpot

仕様

受注販売のワイドモデル(幅160cm~)を除き、常時販売されているモデルは以下の2つです。

幅140cmモデルW: 1400 × H: 27 × D: 700 mm / 20.0 kg
幅120cmモデルW: 1200 × H: 27 × D: 700 mm / 17.5 kg
商品ページより引用

カラー

現在販売されているのはFOREST / METRO / POLAR / GROVEの4色。

PREDUCTS POLAR

内容物

  • 天板:BOARD – POLAR
  • スターターキット(Mount for FlexiSpot Controller, Keywrench Holder, Belt Adapter × 1)
  • Desk Controller
  • スタートガイド

余談ですが、PREDUCTSの天板はアルミ合金のレールが4本埋められていることもあり、とにかく重い(サイズによって17.7kg~25.2kg)です。

成人男性の僕でも玄関から部屋まで持ち上げて運ぶのはかなり大変でした。

女性の方が1人で運ぶのは不可能に近い(階段の運搬などはおそらく不可能)と思いますので、可能であれば配送業者さんにお部屋まで運んでもらうといいでしょう。

組み立て

組み立てに必要な工具はプラスドライバーと六角レンチだけです。

レンチはスターターキットとして付属していますが、ドライバーは自分で用意する必要があります。

ネジ止めする箇所が多いので、電動ドライバーの使用を強くおすすめします。

組み立てに特別な工程はなく、説明書通りに天板と脚をネジで止めていくだけですが、最後のデスクを起こすステップが鬼門です。

総重量が50kg以上あるので、途中でうっかり倒してしまったらタダでは済みません。

140cm以下のモデルの場合は成人男性ならなんとか1人でも起こせると思いますが、本当に危険なので、できる限り2人で作業することをおすすめします。

フラットな状態

モジュールを何も取り付けていない、フラットな状態です。

POLARは天面と背面がライトグレー、側面がホワイトというツートンカラーになっています。

ライトグレーのメラミン化粧板は艶がありながらも光沢を抑えた、とても高級感のある仕上がりとなっています。

レールの加工も非常に緻密で、工芸品としての美しさをひしひしと感じられます。

モジュールを取り付けた状態

このセットアップに使用しているモジュールについては、次の章で詳しくご説明します。

PREDUCTS モジュール

ベーススライダー

レールにモジュールを取り付けるために必要なプレートです。

ほぼすべてのモジュールの取り付けに必要な、文字通りベースとなるパーツです。

ベルトアダプター

メッシュケーブルホルダー

PCマウント

その他にも、多様なニーズに対応したモジュールが販売されています。

詳しくは公式サイトをご覧ください。

PREDUCTS DESKのメリット

天板自体の質感の高さ

モジュールによる拡張性の高さ

ケーブルマネジメントの容易さ

PREDUCTS DESKのデメリット

価格が高い

散財を誘発する

まとめ

目次